【フリーランスエンジニア向け】業務委託契約書の作り方と雛形の参考ページ一覧

【フリーランスエンジニア向け】業務委託契約書の作り方と雛形の参考ページ一覧 フリーランス

サラリーマン時代は「契約書の作成」なんて縁がなかったという人も、フリーランスとして独立すると自分で契約書を作らなければなりません。

最初の契約時には無かったはずの仕事がどんどん追加されている!

とか、仕事途中なのに突然契約を白紙撤回されてしまった!

なんていうトラブルを回避するためにも、契約書はきちんと作成する必要があります。

この記事では契約書を作成するメリットや作成方法について説明していきます。

そもそも、契約書って何?業務委託契約書が必要な理由

そもそも、契約書って何?業務委託契約書が必要な理由
ブラキャリ
契約書というのは、仕事を発注する側と受注する側双方の約束事を明記した書類です。

依頼の内容、契約日と納期までの期間、報酬額、支払い方法などが記載されています。

修正や秘密保持など作業後・納期後の取り決めが記載されていることもあります。

個人で働くフリーランスにとっては、トラブルを防ぎ自らの身を守る重要な書類となります。

契約書って必ず必要?契約を怠ってはだめな理由

契約書って必ず必要?契約を怠ってはだめな理由
仕事を発注する側も受注する側も、契約書を作成しなければならないという法的な決まりはありません。

メールでの簡単なやり取り、口約束で仕事を受注しても問題はありません。

ただ、契約書を作成しておくと契約書に明記された内容に対する法的拘束力が生まれます。

契約違反があった場合には、損害賠償請求が可能になります。

逆にいうと、契約書が無ければ最初の契約内容と違う作業を依頼されたり、報酬額が減ったり、最悪報酬が支払われないようなことがあっても法的に対応できないということです。

トラブルを予防するため、そして万が一トラブルが発生してしまった時スムーズに解決できるように契約書は作成しておくようにしましょう。

契約書を作成するメリットとはずばりこれ

契約書を作成するメリットとはずばりこれ
簡単なメールのやり取りや口約束で契約を結んでしまうと、最初に考えていたものと違った、お互いに思い違いがあったなど、すれ違いや勘違いが起こってしまうことがあります。

契約書に契約内容を明記することで、お互いの契約に対する認識を確認し合うことができます。

上でも説明した通り、契約内容を明記した契約書があることでないように法的拘束力が生まれます。

トラブルを防ぎスムーズに作業を進めることが可能になります。

フリーランスで使う契約書のフォーマット

フリーランスで使う契約書のフォーマット
取引先やクライアントによっては、決まったフォーマットの契約書が用意されていることがあります。

その場合は、決められた契約書を利用しましょう。

特に決まったフォーマットが無い場合は、以下の項目を盛り込むと良いでしょう。

契約書に盛り込む項目

●帳票タイトル
具体的な作業内容をタイトルとして記載します。
(例:「業務委託契約書」など)
●作業内容
業務内容・作業範囲を明記します。
ここが曖昧だと、同じ報酬額なのに後からさらに作業が追加されたりということが起こってしまうかもしれません。
作業中の連絡の取り方や納品の方法についても記載しておくと良いでしょう。
●報酬や着手金
あらかじめ合意した金額を記載します。
最初に着手金を前払いしてもらう場合もその金額を明記します。
契約書に金額を明記せず別途決める場合には「別途合意する料金表(または見積書)」といった別の書面で取り決める旨を記載します。
クライアント側の都合で途中契約破棄や仕事のキャンセルがあった場合のキャンセル料の有無、フリーランス側が期日までに業務を終えられなかった場合のペナルティの有無なども決めて記載しておくと良いでしょう。
●支払いに関して
支払い方法、支払先の金融機関情報、支払い期日を記載します。
銀行振込の場合には手数料はどちらが支払うのかもあらかじめ取り決めて記載しておくと良いですね。
●契約形態
フリーランスの契約形態は大きく分けて「委託契約」と「請負契約」の2種類があります。
委託契約の場合作業した時間に対して報酬が支払われることになり、請負契約の場合は納品した成果に対して報酬が支払われます。
●契約期間
契約開始日と終了日を記載します。
契約期間が明記されていないと、延々仕事を続けざるを得なくなることがあります。
契約終了日を明記し、それ以降も作業を続ける場合は別途料金が発生する旨も書いておくと良いでしょう。
●契約の更新について
契約更新の有無、更新に当たっての条件などがあれば記載しておきましょう。
●瑕疵担保責任、アフターケアについて
フリーランス側の都合で納期が遅延した場合やミスで不具合が生じた場合、またクライアント側の都合で契約がキャンセルされた場合などについての取り決めを記載します。通常、フリーランス側に原因があり不具合が生じた場合、納期から90日以内は無料で修正に対応することになります。
クライアント側からの条件変更により納品の遅延や不具合が起きてしまった場合には瑕疵担保責任には該当しないという旨も明記しておくと良いでしょう。
●秘密保持義務、著作権について
秘密保持は業務・作業の過程で知り得た内容を第三者に教えたり別の業務に使用しないという約束です。
著作権は特に取り決めがない場合製作者側に帰順しますが、クライアント側が対価が払われた段階で著作権を移転して欲しいと望む場合もあります。
後々のトラブルを防ぐためにも、納品・検収の後の成果物の取り扱いについては明確に取り決めておくようにしましょう。
●署名捺印
クライアント側と受注側双方が契約内容に同意すれば、署名捺印をします。

オンライン上の契約書サンプルやひな形を利用しよう!

オンライン上の契約書サンプルやひな形を利用しよう!
初心者がゼロから契約書を作成するのは難しいと思います。

内容を編集して利用できる無料テンプレートがあるので、ぜひ活用してみましょう。

●労働契約書書き方見本ダウンロード
http://rkkmr.com/rkdl/
様々な種類の契約書サンプルが用意されています。
業務委託用、フリーランス向けのサンプルもあるので参考にしてください。
●bizocean(ビスオーシャン)業務委託契約書の書式テンプレート
https://www.bizocean.jp/doc/category/132/
委託契約書以外にも、様々な契約書のサンプルが用意されています。
●WEBSAE(ウェブさえ)
http://websae.net/contract_document/

いざ契約書を提示!注意するポイント

収入印紙の貼付が必要?

請負契約では契約金額が1万円以上の場合、契約書作成者が印紙税を支払う義務があります。

収入印紙を購入し、契約書への貼付が必要です。

印紙税額は契約金額によって変動するので、詳しくは国税庁公式サイトで確認してください。

https://www.nta.go.jp/publication/pamph/inshi/tebiki/01.htm

収入印紙に押印は?

貼付された収入印紙には、印紙と書類の両方にかかるように印鑑を押します。
(契約書の差し替えを防ぐためです。)

使用する印鑑は?

契約書には「登録印」「認印」いずれかの印鑑が必要です。

(登録印を使用する方が無難です)契約書の最後に記名+押印をするのが一般的です。

契約書が複数ページにわたる場合

まず、複数ページがあることを示すためにページ番号を振り、ホチキスなどで一冊に綴じます。

全てのページを確認したことがわかるように、1ページずつに押印するか収入印紙と同じように複数のページにわたるように割印する必要があります。

【フリーランスエンジニア向け】業務委託契約書の作り方と雛形の参考ページ一覧まとめ

記入事項が多岐にわたり、さらに収入印紙を購入して貼り付けたりと契約書の作成には手間と時間がかかります。

何度も契約交わした相手や親しい取引先とは契約書を作らなくても大丈夫では?と思うこともあるかもしれません。

しかし、ビジネスの契約ですから双方のために契約書は作成しておいた方が安全です。

健全なビジネス関係を維持するためにも、契約書は契約毎に交わすようにしてください。