とある人材系ITベンチャーでwebマーケティング全般担当しています。webマーケティング関連や、長期インターン、就活、キャリアなど、普段考えることをここで残していければと思っています。
また、自分がそうであった様に、このメディアがきっかけで皆さんの何かしらの一歩に貢献できれば幸いです。
さて、今回は『金融業界』での長期インターンについてお話ししたいと思います。
実は私、とある金融ベンチャーで働いていたこともありまして、実際にどんなことができるのか、どんなことを目指しているかなど、お話しできるかと思います。
この記事はこんな人にオススメです!
- 金融業界に興味のある学生
- これから長期インターンを始めようと思っている学生
- 金融業界の長期インターンについて気になっている学生
- 金融業界での長期インターンでどんなことができるのかわからない、知りたい学生
そもそも金融業界ってどんな業界?
さて、まずは金融業界ってそもそも何するところなんだっけ?というところから確認していきましょう!
実は、金融業界と言ってもいくつかに分類することができます。
- 証券会社・保険(損害・生命保険)
- 銀行(都市・地方銀行, 信金、信組)
- リース(医療機や器情報機器, 車両)
- クレジットカード(Visa, Mastercardなど)
- ローン(住宅や教育, 消費者)
その中でも、業態と業種に分類するとなったら膨大な情報量になってしまうので、今回はこの5つの業界を元に長期インターンについて見ていきます。
と言いたいところなのですが、金融業界大手での長期インターンはまず存在しないのが現実です。
なぜなら、『お金』や『信用』を扱うことがほとんどなこの業界で、学生に任せられるような仕事がないからです。
業界勉強をできる1dayインターンはあったりしますが、この記事の趣旨とずれるので紹介はしません。
それぞれの業界の仕事内容と金融領域でもできる長期インターンが実はあるので、そちらを紹介します!
金融業界での仕事内容とインターンってあるの?
先ほど説明した5つの業界について見ていきますが、長期インターンはありませんので、業界の特徴だけサクッと見ていきましょう。
①証券会社・保険(損害・生命保険)
証券会社や保険会社に就職したい学生も多いのではないでしょうか?
・証券会社について
まず、証券会社って何をしているのかについてですが、株を売りたい人と買いたい人の仲立ちをすることで利益を得ている会社です。(証券=株ではありませんが、最も一般的です)
「証券」は、簡単に言えば権利や財産の証明するものです。
扱う額も責任も大きなものになるので、学生に任せることは難しいと言えますね。
・保険会社(損害・生命保険)について
保険会社が金融業界に分類されるのか否かは怪しいところですが、お金の流通をさせるというところでは、金融業界と言えそうです。
保険は結構皆さんとも馴染みがあると思いますが、「保険料を支払うから、何か不測の事態に陥って困った時に助けてね!」といった具合に、不幸になってしまった人をお金で救うというものになります。
このビジネスなら学生でもできることはあるのではないかなと思っているのですが、『信用』が一番重要なビジネスなので、学生には任せにくいみたいですね。
多くの大手の保険会社は、短期でインターンを開催していますので、気になる方は参加してみては!
②銀行(都市・地方銀行, 信金、信組)
かつては大人気、今ではAIによって仕事が奪われる確率が非常に高いと言われて、みんな転職している銀行に就職したい人も中にはいるでしょう!
ここでは割愛しますが、今銀行に就職することは返って面白いと思っています。笑
さて、そんな銀行ですが、役割は2つあります。
②為替システムでの資産運用
お金のやり取りは、何も直接でなくとも行うことができます。
その例としては、銀行間で行う「振込」です。誰かの口座に振込みをする時、手数料がかかりますよね。
その手数料で銀行は利益を得ています。
銀行もお金を扱う機関で、信用が重要なので、学生に仕事を任せることは難しいと言えるでしょう。
同じく銀行でも、短期でインターンを開催していますので、気になる方は参加してみては!
③リース(医療機や器情報機器, 車両)
例えば、企業が新たに設備投資を行う場合、莫大な費用がかかりますよね。
そこで役に立つのがリースです。ちょうどキャリタスさんに良い図があったので、引用します。
簡単に言えば、企業が欲しいものをリース会社が代理で買ってくれて、それを月々決まった金額で使用することができるといった感じです。
リースでも長期インターンは見当たりませんでした。
④クレジットカード・消費者金融
クレジットカードや消費者金融に関しては、もはや説明しなくともみなさんご存知ですよね。
クレジット会社では、クレジットという仕組みの中でお金の支払いを代行し、消費者金融では個人にお金を融資して、金利で利益を得ています。
クレジットカード会社の具体的な例でいうと、「Visa」、「Mastercard」、消費者金融は、「アコム」や「レイク」がありますね。
こちらでも長期インターンは見当たりませんでした。
⑤ローン(住宅や教育, 消費者)
具体的には「マーカーローン」や「住宅ローン」、「教育ローン」があります。
人生において、莫大な金額が必要な時ってありますよね。
例えば先ほどもあげた「住宅」。そんな時に、銀行や機関からお金を融資してもらい、後から少しずつお金を返していくという構図になっています。
銀行やクレジット、消費者金融も同じような役割がありますが、一応分けました!
同じく長期インターンの募集は見当たりませんでした。。
ここまで見てきて、「金融業界での長期インターンないじゃん!!」と思うかもしれませんが、そんな方にオススメしているのが、FinTech領域の長期インターンです。
次に見ていきましょう!
金融業界で長期インターンをするのならば、FinTech領域がオススメ
そもそも、「FinTech」とは何か簡単に説明しますね。
「FinTech」とは、Finance×Technologyの掛け合わせです。今では、インターネット上で金融に関する作業を行うことが可能。
その一端を担っているサービスを展開している企業が、ベンチャー界隈で多くあります。
例えば、クラウドファンディング。新たな資金調達手法として、着々と浸透してきましたね。
また、私が長期インターンをしていた、「株式会社Coiney」という会社もFinTech領域でサービスを展開しており、店舗への営業を担当していました。
今では、「株式会社hey」として経営統合され、話題になりましたよね。
FinTech領域でできる業務について
実際に金融業界で長期インターンをしていた私の所感ですが、やることは他の長期インターンと変わりがありません。
金融業界の実態については、OB/OG訪問で先輩とかに聞いた方が良いです。
なので、業界にこだわらず、他の軸で長期インターン先を見つけた方が失敗しないと思います。
もちろん金融、FinTech領域での起業とかを志しているなどの目的があるのならば別で、FinTech領域でサービスを展開しているベンチャーでなら、学生でも業務を任せてもらえるのでオススメです。
私は営業を担当していましたが、他にもライターやマーケティング、企画といった職種でも随時募集はしているので、気になる方は長期インターン先を探してみてはいかがでしょうか?
ただ、業界が金融ってだけで、それぞれの職種でやることは他の業界と根本的には変わらないことは念頭に置いておいて欲しいです。
「長期インターンを始めること」が目的ならば金融業界に固執せず、「金融業界で働きたいんだ!」という方はぜひ挑戦してみてください!
また、オススメな長期インターンに関しては、こちらの記事をご覧ください!
まとめ
そこまでどっぷりと金融業界の仕事に浸かれる訳ではないですが、金融業界における長期インターン自体は存在します。
ぜひ、業界を知る良い機会にもなると思うので、驚異のある人はチャレンジして見てください!
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