今回のテーマは、「長期インターンをするなら、大手企業かベンチャー企業か 」です。
このテーマにあたり、大手企業の定義をしなければいけないと思ったのですが、細かい定義をするとかえってややこしくなるので、少し抽象的でわかりやすいものにしました。
・イメージとして、サイバーエージェントさんとかビズリーチさん
それ以外はベンチャー企業とします。結構雑な定義をお許しください。
誰もが知るメガベンチャーかあまり知られていないところで働くかです。
同じようで、違いますし、それぞれメリット、デメリットがあります。
この記事を読めば、自分の長期インターンをする会社選びがスムーズで、働いていてイメージとのギャップを少なくすることができると思うので、会社選びの前に読んでおくと良いと思います。
最後には、長期インターンをするならおすすめな企業も紹介します。
それでは見ていきましょう!
この記事の目次
長期インターンをする会社選びの前にやるべきこと
長期インターンの会社選びの前に、そもそもですが、
・長期インターンをする目的(長期インターンを通して実現したいこと)
・なぜ長期インターンをやりたいか
でないと、そもそも面接をパスすることができませんし、例え合格したとしても、自分の理想と違いやめてしまう可能性が高くなります。
それって、自分にとっても企業にとってもデメリットしかありませんし、時間の無駄となってしまいます。
なので、最低限上記に書いたことは考えておきましょう。
では、長期インターンをやるなら大手かベンチャーどちらがいいのか。
それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
大手・メガベンチャーで長期インターンをするメリットとデメリット
まずは、大手、メガベンチャーで長期インターンをする場合のメリットとデメリットについてです。
メリット
①裁量権が大きい
まず、裁量権が大きいです。
後にも触れますが、ベンチャーでも裁量権は大きいです。
しかし、規模感でいうと大手・メガベンチャーでの裁量権はベンチャーよりも大きいです。
もっと具体的に言うと、長期インターン生が事業全体を見たり、子会社の社長になれたりします。
子会社の社長を長期インターンの学生にも任せてくれる懐の良さは、大手、メガベンチャーだからこそできる所業でしょう。
ほとんどのスタートアップ、ベンチャーは、「明日生きるか死ぬか」の瀬戸際で戦っているので、そんな余裕はありませんからね。
②資金が潤沢
これがなぜ長期インターン生にとってメリットなのか不思議に思うかもしれません。
しかし、資金が潤沢にあると言うことは長期インターン生にも多いなメリットがあります。
先ほど挙げた裁量権の話とも繋がるのですが、
すなわち、勝負できる環境下にあり、積極的な投資を行うことができるので、会社として新たなチャレンジができると言うこと。
だからこそ、長期インターン生にも投資ができる。
資金が潤沢であることは、先ほどの子会社を任せてもらえる例をとってもわかるように、長期インターン生にもメリットが大きいのです。
③優秀な人がたくさんいる
その会社が大きくなった要因は数多くあると思いますが、その中でも「人が優秀であること」は間違いなく挙げられる要素の一つです。
大手・メガベンチャーには優秀な人が多くいます。
そして、そんな人たちに囲まれながら、揉まれながら働くことができるその環境は、メリットしかありません。
業務的なところから学べることも多いですし、人として尊敬できる人もいて、「こんな風になりたいな」と思える人に出会える可能性が高いです。
そんな人たちと出会える可能性があるのは、大きなチャンスでもあり、人生の転機になることもあるでしょう。
④ノウハウが蓄積されていて、吸収しやすい環境がある
その企業が大きくなった要因の一つでもありますが、その業界や業務上でのノウハウが蓄積されています。
そのノウハウ、知見に直接触れることができて、言い方はあれですが盗むことができてしまう環境なのです。
例えるなら、メッシと一緒にサッカーができる、フェデラーとテニスができる、そして技術を盗むことができる、そんな環境です。
そのノウハウと知見を吸収した後は、自分でビジネスを立ち上げるといった横展開も可能ですし、どの業界でも活かすことができます。
メリットだけ見たら魅力しかない長期インターンですが、もちろんデメリットもあります。
デメリット
①人の当たり外れがある
人に当たり外れをつけることはあまり好ましくはありませんが、これはまぎれもない事実です。
具体的にどうゆうことなのか。
「仕事をつまらなそうにしている人」、「愚痴が多い人」、「惰性で仕事をしている」、「飲みばっか誘ってくる」などなど、自分の人生における損得だけで見たら損しかない人がいることもあります。
これは大企業病みたいなもので、自分の人生でやりたいことが見つからず、ただお金を稼ぐために、生活していくために働いている人に見られることが多いです。
やはり、ある程度会社が大きくなると、採用のコントロール、個人に対するマネジメントの時間にこだわることが難しいようですね。
②人とのコミュニケーションが希薄な場合もある
やはり大手・メガベンチャーともなると、多くの人と会えることは確かです。
しかし、個人間でのコミュニケーションが希薄な場合もあるのです。
と言うのも、オフィスが大きかったり、自分の業務を見てくれているメンターとしか話す機会がないなどの要因があります。
自分の任されている業務が小さいと、関わることのできる方も限られているし、そんなコミュニケーションを取れる時間もない可能性があります。
もちろん、自分から話しに行ったりすることは可能ですが、みんな業務中ですし、どこか社員に話しかけづらい状況だったりします。
③学べることが少ない可能性も
大手・メガベンチャーでは学べることが少ないと言うことではありません。
やはり、先ほどのコミュニケーションの希薄さのことも考慮に入れると、自分から勝ち取っていく姿勢がないと、得られるものも得られないです。
これはどこに行ってもそうなのですが、大手・メガベンチャーは体制が整っている分、なおさらルーティンワークに陥りやすいです。
結果、学ぶことが少ないと言うことになってしまいます。
さて、ここまで大手・メガベンチャーで長期インターンをするメリット、デメリットについて見てきましたが、次はベンチャーの場合について見ていきましょう。
ベンチャーで長期インターンをするメリットとデメリット
メリット
①裁量権大きい
大手・メガベンチャーとも重複しますが、ベンチャーでも大きな裁量権を任せてもらえることが多いでしょう。
しかし、ベンチャーでの裁量権とメガベンチャーでの裁量権とでは少し違いがあります。
先ほども書きましたが、基本的に任される仕事の規模感は大手やメガベンチャーには劣るでしょう。
しかし、ベンチャーでは良い意味でも悪い意味でもリソース(資源)が足りていませんので、多くのことを任せてもらいますし、ベンチャー企業からすると任せざるを得ないような状況なのです。
大手・メガベンチャー企業ではある程度整った環境で長期インターンをすることができますが、ベンチャーではカオスな環境で仕組みを作っていくという経験ができるのです。
②社内でのコミュニケーションが活発
やはり、ベンチャー企業の規模的に同じオフィス、空間で仕事をするので、自然と社内でのコミュニケーションが活発になります。
どうしても、事業部ごとに、そして部署ごとに別れると、社員間でのコミュニケーションが希薄になりやすいですが、ベンチャーでは同じ一つ屋根の下で仕事をするので、自然と会話が生まれるんですね。
つまり、長期インターンとしてその企業に参加した時、自分のメンターだけでなく、様々な人と話すことが可能なのです。
それこそ、営業、エンジニアの人だったり、事業部長、社長とも話したりご飯にいけます。
その中で色々な人にアドバイスをもらったり、相談できるので、得るものは大きいでしょう。
例えば、リクルート、サイバーエージェントでwebマーケティングをやってきた社長に直接そのノウハウを教えてもらうことができたりとい言う風に、働いている人同士の関係が密接だからこそ実現可能な環境があり、早期にスキルアップすることができます。
③早い段階でスキルアップが可能
スキルを早い段階から身に付けることができるか否かは、正直自分次第です。
自分からどんどんインプットアウトプットをできる人は、環境に依存することなくスキルアップして成長していけるでしょう。
しかし、一応日本人の特性から考えると、なかなかチャレンジできない人、受け身な人が多いですよね。
そして、長期インターンとして参画しても、最初は何をすれば良いかわからない人がほとんどだと思うんですよね。
そのことを考慮すると、「やらなければいけない」ことを多く与えてくれるベンチャー企業で業務をこなしながら、チャレンジしていく、自分からインプットアウトプットをしていくという状態を作ることをオススメします。
その多くの業務をこなしていくことで、自分のスキルに自然となっていることでしょう。
そしてそのスキルとスキルの身につけ方を活かして、新たな知見を取り入れてまた実践するということも可能になるでしょう。
④仕組みを作っていける
先ほど、「カオスな環境」と話しましたが、まだやることが山ほどあり、仕組み化がなされていない中で、長期インターンが仕組みを作っていくということも十分可能です。
そしてその仕組みは、その所属しているベンチャー企業全体の成長に影響を与えることができるので、かなりやりごたえがあるのではないでしょうか。
例えば、私の友人である学生はwebマーケティングの業務を任されていたので、自動化できるところは自動化して、無駄を省き、業務の効率化をして仕組み化しました。
結果、webマーケティングに大きな時間を割いていた社員をセールスに回すことで、数字も伸びましたし、webマーケに夜集客でも175%ほど伸長させていました。
では、次にデメリットについて見ていきましょう。
デメリット
①資金がない
ベンチャー企業は資金がカツカツとまでは行きませんが、明日生きるか死ぬかの瀬戸際で戦っています。
今の時代、東芝ですらあの様な経営難になるわけなので、どこの企業も別に安定しているとは言えませんが、ベンチャーはその前線、極端に言うと死線で生きています。
先ほどの、
そして、上記の様に余裕のない企業が多い中で働くといくつかデメリットがあります。
例えば、給料が少ない、低単価で記事を書かされる、一日中テレアポなどで、大した裁量権もなくただただルーティンワークをさせられるなどです。
正直、良い経験ができてお金は少ないと言うのなら良いでしょう。
お金ではなく、労働の対価に貴重な経験を帰るわけですからね。
しかし、労働の対価が、お金でもなく、経験でもなかったらただの奴隷です。普通のバイトしていた方が幸せですよね。
ただ、長期インターン募集サイト内にある、多くの長期インターンの中で上記を見分けることは難しいです。
なので、ITベンチャーに特化したニュースを見たりして、名の上がっているベンチャーや、最近資金調達をしたベンチャー企業をリサーチした上で、長期インターンの選考を受けて見ましょう。
②会社、人の当たり外れがある
1個目のデメリットと少し重複しますが、ベンチャー企業にはイケてるベンチャーと、イケてないベンチャーがあります。
一概には言えませんが、やはりイケてるベンチャーの方が、給料の面も、裁量権も人も良いです。
イケていないベンチャーだと、不幸になることもあるので注意が必要です。
例えば、入っていた学生からお金を捲き上げる様な会社も求人サイトには載っていたりします。
このイケてる、イケてないの見分けかたや、具体的な企業に関して気になる方はご連絡いただければいつでもご紹介しますね!
④タイトな環境
やはり死線で戦っているので、ベンチャーの社員も必死です。
そして何も整っていない中で、まだ学生で実績もない長期インターン生に大きな仕事を任せるのにはどうしても慎重にならねばなりません。
しかし、その中で任せてもらった時に、大きなプレッシャーがあります。
これは別に人によってはメリットでもデメリットでもあります。
しかし、そのプレッシャーの中で自分のプライベートよりも優先して業務をやることになるので、一応デメリットの中に入れました。
もちろん、学業が優先です!
そこは企業も理解してくれますが、任されている業務が大きいだけに、
長期インターンをやるなら大手企業?ベンチャー企業?自分にあった職場を選ぶために確認することまとめ
長期インターンをする上で、大手・メガベンチャー、ベンチャーとでは違いがあります。
自分の性格や、やりたいことを元に、どちらの方が自分にあっているのかを吟味してみましょう。
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