本記事では長期インターンのデメリット(問題点)についてを見ていきます。
基本的に僕は長期インターンに関してはメリットだらけだと思っていて、肯定的な捉え方をしているのですが、改めてデメリットについても考えてみました。
どんなことにも共通することですが、メリットとデメリットは紙一重であり、何かを得るためには何かを捨てなければいけないというある種の等価交換の原則が存在しています。
この記事は、これから長期インターンを始めようと思っている人、もしくはすでに初めている人に読んでほしい記事です。
早速見ていきましょう!
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この記事の目次
長期インターンを始めるデメリットとは?
長期インターンを始めると、どんなデメリットがあるのかを考えて見たところ、いくつかあったので、紹介したいと思います。
ただ、先に言っておくと、今から挙げることをデメリットと考えるかどうかは自分次第です!
長期インターンのデメリット①自由な時間がなくなる
正直長期インターンをする場所によるのですが、それなりの成長を求めるのならば、それなりのコミットを求められます。
なので、友達と遊ぶ時間だったりは結構減ると思います。
自分が携わっているプロジェクトは、自分が学校にいようと、友達といようと進んでいます。
そこで、自分が担っている役割を遂行できなければ、会社からの信用も失いますし、任せてもらえる業務も減るでしょう。
というように、自分の時間を長期インターンに結構費やすことになるので、自分が自由に使える時間は減る可能性があります。
長期インターンのデメリット②長期インターン中心の生活になってしまう
さて、長期インターンを始めると、楽しすぎて、やることが多すぎて、長期インターン中心の生活になってしまう人が結構います。(経験談)
結果、学校に行かなくなって単位獲得に苦労したり、車の免許を失効したり、している人は結構周りにいます。
だらしないと言えばそうなのかもしれませんが、我を忘れて没頭している時って、没頭していることに時間をあてたくなってしまうのですよね。
優先順位だけは、間違えないようにしましょう。
長期インターンのデメリット③知識が偏る可能性がある
さて、長期インターンをしていると、様々な知識が付きます。特にIT業界に対して、自分なりの考えや感覚を持つことでしょう。
僕自身、広告、金融、マッチング系、人材系の業界で仕事をして、様々な知識を得て、ある程度業界に対する理解をすることができました。
しかし、特定業界にいるとそこの分野に強くなるせいか、その他の業界だったり知識を得ようと行動しなくなる傾向にあります。
例えば、全く関係のないように思える、「哲学」、「思想」、「心理」、「政治」などは、生きていく上で非常に便利な学問です。
確かに、特定の分野を深掘りしていくと際限がないので、知識が偏ることは仕方ないのかもしれませんが、その他の分野も勉強しておくことをオススメしています。
例えば、スティーブ・ジョブスも大学でカリグラフィー(書法)の授業を専攻していて、その結果、macの美しいフォントが生まれましたよね。
本人も、当時はmacでのフォントを美しくするために勉強していたわけではないでしょう。
どこで、自分が勉強したことが役に立つことはわかりませんが、特定の業界、仕事をしていることで、他の分野に興味を持たなくなること、勉強しなくなることは非常にもったいない、機会損失と言えます。
長期インターンのデメリット④何か特別なことをしている気になり、自分の可能性を狭める可能性がある
これは一番やってほしくない、なってほしくないことなのですが、長期インターンを経験した学生がなりがちです。
例えば、某プログラミングスクールのメンターをやっている学生は、自分が少しプログラミングをしているかつ、自分が教えているという立場にあるからか、そんな自分に酔っていました。笑
自分が受講していた時期で、色々話してみたのですが、もったいないなと思いながら話していました。
確かに、学生のうちからプログラミングの技術を覚えて、それを自分の仕事にしていることは素晴らしいことですし、尊敬します。
でも、そこで自分が特別なことをしていると思っていたら終わりではないでしょうか?
「自分はバカだけれど、自分をバカだと思っていない奴らよりはバカではない」とソクラテスが言ったように、「無知の知」を大切にして、自分の可能性をどんどん広げていきましょう!
さて、次に長期インターンをするメリットについて紹介します!
逆に長期インターンをするメリットって?
正直、長期インターンのメリットは挙げきれないというのが本音ですが、長期インターンを経験している学生複数名に聞いてみて多かった意見かつ、私も同意見だったものを4つ挙げます。
- スキルが身につく
- 内定がもらいやすくなる
- 自分のやりたいこと、働くことについて考えることができる
- 多くの人脈ができる
それぞれもっと詳しく見ていきましょう!
長期インターンメリット①スキルが身につく
長期インターンを募集している会社は、ほとんどがITベンチャーです。そのITベンチャーで募集されている職種は以下のようなもの。
- エンジニア
- Webデザイナー
- Webマーケター
- 営業
- データサイエンティスト
など
エンジニアやWebデザイナーは経験者しか入れませんというところもあれば、未経験でもポテンシャルで採用してくれるところもあります。
その中でも、エンジニアは未経験だと、長期インターンに合格するのに苦労するかもしれません。
しかし、今エンジニアの需要は非常に高いです。
そしてその反面人材不足でもあるので、未経験でもポテンシャルで採用してくれるベンチャー企業もあります。
また、今後の労働分配率を見ても、エンジニアは非常に市場価値が高くなると推察されています。
他の職種でも、長期インターンでは社会人顔負けのスキルを自分次第で得ることができるのです!
長期インターンメリット②就活に有利になる、内定がもらいやすくなる
結論、長期インターンをしていると、内定がもらいやすくなるというのは本当です。
大企業でもそうですが、ベンチャー界隈では特にその兆候が強いです。
やはり、安定志向の人が多い日本人、ベンチャーに合うか否かは顕著にわかります。
企業の人事から見ても、ベンチャーで働いていたという実績があると、自社で働いた場合と重ね合わせやすいんですよね。
そしてインターンからそのまま入社というパターンも多いです。
何も知らない学生より、一緒に働いてきた学生方が、企業からしてもリスクは少ないですからね。
例えば、サイバーエージェント、リクルートと言った有名なIT企業の内定者も蓋を開いてみれば、多くが元々はインターン生です。
あと、ついでに明記しますが、
「インターンシップは、本選考とは関係ありません」
よく見るこの文言、ここではっきりさせておきますが全くの嘘である場合がほとんどです。
企業は早く優秀な人材が欲しい。インターンでその優秀な学生がいるのに、手を出さないわけがないですよね。
長期インターンメリット③自分のやりたいこと、働くことについて考えることができる
やはり、今の大学生に限らず、日本の大学生って自分のやりたいことが見つからない、わからないという人が多いです。
そして、見つけ方もわからない。その中で、働くということを体験せずに社会にでて、「自分に合わない」という理由で辞めていく状態。
幸運なことに、その中でも、自分のやりたいことを見つけられる機会に巡り会える人もいます。
でもほとんどの人はそうではない。多くの人は、現状に嘆くばかりで、行動に移そうとしないからです。
その「機会」に当てはまるものはなんでもあります。留学だったり、ある人との出会いだったり、様々です。
そして長期インターンもその機会になり得ます。
実際に働くことで、自分のやりたいことや、どんな風に社会人として活躍したいかが明確にイメージできるんです。
ブロガーで有名なイケハヤさんは前職を辞める際、上司に、
「お前はやりたいことがあっていいな」
と言われたそうですが、今社会に出ている大人はみんな自分のやりたいことを仕事にできていない方が多いけれど、自分のやりたいことをするため、見つけるための努力はしていないように思えます。
今、本気で自分と向き合わないと、人生この先やりたいことでもない仕事をやり続けることになる。
これががいかに深刻で残酷かを考えなければいけません。
何もやりたいことが見つからないという方は、ぜひ長期インターンに飛び込んで見てください。
そこで、自分の今後のライフプランをいくらか鮮明に思い浮かべることができると思っています。
まずは行動です!
長期インターンメリット④多くの人脈ができる
普通にバイトしていては、話すこともない多くの方と触れ合えます。
それこそITベンチャーの社長だって会えますし、前線で戦っている多くの方と話すことで、多くの知見を吸収し、教養を深めることができます。
その人脈の中で得られるものは、ただの知識ではなく、生きていく上で必要な知識で、むしろお金を払ってでも教えてもらいたいものばかり。
その中で、「この人のようになりたいな」と思える人に出会うことで、人生のロールモデルとなる人を見つけられることは大きな収穫です。
そして、その人が今までどんなことをして、どんな風に成功をして、どんなことで失敗したのかを考えましょう。
その「失敗」の部分を把握しておき、成功の道を真似することが、失敗のリスクを極力減らし、早く成功する近道なのではないでしょうか。
おすすめな長期インターン先の企業とは?
おすすめな長期インターン先については、以下の記事で紹介していますので、合わせてご覧ください!
長期インターンを始めるデメリットとは?実際に起こる悪影響の具体例まとめ
長期インターンを始める時は、メリット、デメリットは把握しておきましょう。
何を優先順位にするかはみなさん次第ですが、限られた時間をどのように生かすのかをぜひ今一度考えてみてください!
この記事がみなさんの参考になれば幸いです。
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